炎をくぐり抜けて

「中東で会議をファシリテーションしてほしい」と言われたのは、1月末のことです。しかも本番はわずかその2週間後、英語でのファシリテーションとのこと。技術駅な内容になりそうでした。

ちょうど宮古島に行っていて、地元のシャーマンの友人に「こんな話がきてるんですが・・・」と思わずもらしたら、しばらく「あちら」とつながった後に彼女は、「行ったら? やってみないと誰にもわからない。できない仕事は、来ない。大丈夫です!」と言ってくれましたが、すぐには決心がつきませんでした。

「チャレンジしたい!」と「私にできるだろうか?」の狭間を行ったりきたりしながら、結局2/19〜24に行ってきました。

この間、「プロフェッショナル・ファシリテーター」の著者、ラリー・ドレスラー氏と何度もやりとりをして、「怖れ」について話し合いました。

これまでの自分のパターンは、(1)怖れに捕われ緊張してみごとに大失敗し、またひとつ「自分には能力はない」という「 証拠をみつける」こと、(2)「スケジュールがあいていません」という口実でオファーを断り、自分の「へたれ具合」を責め続けること、だったので、第3のパターン、つまりラリーの著書の副題であるLeading High-Heat Meeting with Clarity, Calm and Courageの実践を目指したい、と伝えました。

仕事が本決まりになり、本番までのわずか2週間、内容的準備と共にいちばん力を入れたのは自分のコンディション作りと、怖れと向き合う作業でした。

たまたま開催された、お坊さんとの怖れについて語り合う会に参加したり、レメディーを送ってもらったり、ラリーのStanding in the Fireワークショップで行なう実践法に基づいて「お守り」を作ったり・・・。

その中で、私の能力を信じて応援してくれる人がたくさんいることがわかりました。それに、どれだけ助けられたでしょう。

旅程はハードスケジュールで、現場はもちろん予想外のことだらけでしたが、クライアントさんたちは成果にとても喜んでくださいました。

そして、戻ってからラリーに「告白」した、私の中のヒミツがありました。それは、秘かに一番怖れていたのは、あの白いアラブの民族衣装の人たちに取り囲まれてファシリテートするということ。我ながらくだらないポイントですが、私の中ではあの衣装に、あまり知らないアラブ人への勝手なイメージが象徴されていたのでしょう。でも実際に行ってみると、参加者はみなさん穏やかで協力的でした。

ラリーは「本当に人間の心というものは、自分の中で勝手に創り上げた”怖れのシナリオ”を”いとも簡単に創り出すものだね」と言っていました。

実際にハードな仕事でしたが、自分に一番「炎」をつけているのは自分自身だということが、さらに明らかになる数週間でした。

● 『プロフェッショナル・ファシリテーター どんな修羅場も切り抜ける6つの流儀』Standing in the Fire(SIF)ワークショップ【アドバンス】

SIFカバー

 初のSIFアドバンスワークショップです。SIFワークショップで網羅する「6つの流儀」を、さらに深く探究します。 前半は非言語ファシリテーションの体験から学び、後半は主に「私は何者か?」を掘り下げます。あなたのチェンジエージェントとしての「あり方」やリーダーシップ向上に一生役立つワークショップです。

*SIFワークショップ未受講の方もご参加いただけます。

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日 時:2016年3月12日(土)10:00〜18:00

会 場:東京都内(ご予約の方にお知らせします)

参加費:
・SIFワークショップ参加済みの方:19,000円
・SIFワークショップ未受講の方:23,000円
<早割(1/29までにお振込到着の方)>
・SIFワークショップ参加済みの方:17,000円
・SIFワークショップ未受講の方:21,000円

定 員:10名

お申込:こちらのフォームからご予約ください。

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